葬儀の種類
直葬を選択する理由としては、
1番目は経済的事情(お金がない)
2番目は宗教観の変化(特に信仰がない)
3番目は人間関係の希薄化(参列者がいない)
といったことを耳にします。
ただし、お寺にお墓を持っている方は注意してください。
お寺の許可がなく勝手に直葬してしまうと、あとあとお墓に納骨させてもらえないこともあります。
菩提寺がある場合は、どんな形式をお考えであっても一度お寺にご相談をしておきましょう。
一昔前は、自宅での葬儀が主流でした。現在では至る所にセレモニーホールができ、大変便利だと好評ですが、自宅で葬儀していた頃のアットホームな雰囲気も故人様を温かくお見送りすることができる魅力の一つだと思います。
当社では、そんな方々に「家族葬」のご案内もさせていただいております。ジットセレモニー全ホールで「家族葬」の対応が可能です。特に、市川・若草ホールは家族葬を主としたホールとなっております。
ご家族10名ほどを対象に、こじんまりとしたご家庭にいるような空間を設けております。
最近では高齢化社会という環境の変化に伴い、直葬(火葬式)や家族葬などという、従来のお葬式には無かった葬儀形式をご希望されるケースも増えて参りました。
ただし、このような葬儀をされた場合「なぜ知らせてくれなかった?」の苦情が上がってくるなど、様々な問題があることも事実です。
メリットとデメリットを十分にご理解いただいた上で、直葬(火葬式)、家族葬をお選びになることをお勧めします。
家族葬のメリット・デメリット
メリット
◆ご親族、親しい友人・知人の方のみで式に集中して故人様を送ることができます。
デメリット
◆葬儀後に、お亡くなりになったことを知った方が弔問に訪れ、
対応(応対、お返しの手配など)に時間がかかるというお声もいただいております。
◆友人、知人、ご近所に不義理が生じてしまうこともございます。
◆葬儀の費用は全額ご家族でのご負担となります。
*当社では、一般葬、家族葬であっても葬儀コースの金額が変わることはございません。
◆寺院へのお支払いは一般葬でも、家族葬でも金額が変わらないというお声もいただいております。
家族葬のように会葬者を身内などに特定せず、故人および遺族と知己・親交のある方にも広くお知らせし参列いただきます。
喪主・遺族にとっては一時的に負担が多くなりますが、家族葬などでよくあるように、後々、会葬できなかった人が多く焼香に訪れたり、会葬できなかったことに苦言や非難を受けるなど、人間関係・社会関係に禍根が生じる心配がないというメリットがあります。
また、お亡くなりになった方が一生を掛けて築き上げた人間関係は何事にも代えがたい宝物です。
ご家族の皆様が大事に引き継いでいくことが大切だと思います。
大切な人の最期ですので、かけがえのないご縁のある方々とご一緒にお送りすることをお勧めいたします。
故人が特に信仰する宗教がない場合、その人らしい葬儀ができるということで、近年は需要が増えています。
祭壇などの形式や進行についても決まりがない分、ある程度のイメージを遺族側が持っておかなければなりません。
故人を偲ぶ気持ちを形にした葬儀を執り行うことで、形式的ではなく送る人、送られる人のお気持ちが尊重された葬儀となります。
音楽を中心として行う「音楽葬」は、自由葬の中でも主流の形式となってきております。生前、故人様が好きだった楽曲、またクラシックなどの落ち着いた音楽を用いることが多く、温かな雰囲気の中で親しい方々と、ゆっくり最期の時をお過ごしいただくことができます。
形式は自由ですので、思い出ビデオを流したり、お手紙を読んだり…ご希望に沿った葬儀のお手伝いをさせていただきます。白木の祭壇ではなく、生花祭壇や洋祭壇(甲府ホールのみ)を使用し、献花を用いる事例も多数ございます。